【海外在住】住民票をさかのぼって転出って、できるの?!

インドネシア
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みなさんこんにちは!

今日は海外に長期で行かれるみなさんが一度は気にするだろうテーマ『住民票』についてです!

海外に長期(具体的には1年のうち半分以上を海外で過ごすことらしいです)で行くと、住民票を抜くことができます。つまり住民票は抜かなくてもいいのですが、抜くと払わなくていいお金というものが出てきます

海外長期在住者の中には「頻繁に帰ってくるから住民票は抜かない」、「少しでも払うお金を減らしたいから住民用は抜く」など色々な人がいます。

私は結果として『住民票を抜く』という選択をしましたが、私の場合はもともと入社時には頻繁に(1か月に1回のペースくらいで)日本に帰ってもらうと言われていたため、駐在員生活を始めた際には住民票を抜いていませんでした。また、私の場合は入社前に海外に数か月行っていましたが、その間ももちろん住民票をそのまま日本に置いてありました。

しかし実際に駐在員生活が始まってみると、海外(インドネシア)に滞在する時間が圧倒的に長く、帰っても2~3か月のうち1週間ほどしか日本にいないことになり、さらに入社前の海外滞在期間を合わせるとかかなり日本にいない期間が長いことに気づいたので、住民票を抜いておけばよかったと後悔していました。

当時は住民票をさかのぼって転出扱いにするということができるというのをしらなかったので、対応が後手に回ってしまいましたが、みなさん、遡っての住民票転出は可能です!海外に行ってから思ってた以上に長く海外に滞在することが分かって住民票を抜かなかったことを後悔している方がいたら、ぜひ参考にしてみてください!

 

わたし
ミモ

私が役所に行ったときに対応してくださった方には、「悪意があり遡っての転出をする場合、罰金を払う必要が出てくる可能性がある」と言われました。「よっぽどのことじゃないと罰金にはならないだろう」とも言われました。悪意ってどんな悪意だろう…

 

もちろん私は悪意があって遡っての転出をしたわけではないので、罰金の請求も来ませんでしたよ。

 

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住民票をさかのぼって転出するとどうなるの?

住民票をさかのぼって転出すると、遡った時点から現在までに払った下記のお金が返金される可能性があります。国民健康保険と住民税は1月1日に日本に住所があると払う必要があるので、海外長期滞在が始まった時点が1月1日より前ならば、その年の分も返金されます。

・国民健康保険
・国民年金
・住民税

3つも返ってくるので、返金額は結構な額になります。よく考えずになんとなーく住民票を日本に置いている海外長期在住者の方(特に独身の方)は、自分にとって払うべきかどうか考えてみてくださいね!

ちなみに、転出の日以降に国民健康保険を使って病院を受診した場合には対応が変わってくるらしいので、詳しくは住民票のある役所にお問い合わせください。

住民票をさかのぼって転出する方法

方法は簡単です。長くても1時間以内ですべて終わるくらいです。パスポートを持って住民票のある役所に行って、「住民票をさかのぼって転出したい」旨を職員の方にお伝えください。

私を担当してくださった方はあまりこういうケースに慣れていないようで、数回どこかに電話をかけながら対応してくださいました。

私の場合は下のような流れで、役所に到着してから40分くらいで手続きが終わったと記憶しています。

①事情を聞かれる
②事情を説明する
③パスポートの海外転出日を見せ、コピーを取られる
④1枚紙を書く
⑤終わり

 

担当者や役所によってはパスポートの確認すらしない場合もあるそうですが、持って行った方が手っ取り早いと思うので、忘れずにパスポートを持っていくようにしましょう。

 

わたし
ミモ

最近は出入国管理が自動ゲートになっていて、出入国のスタンプは申し出ないと押してもらえませんが、住民票を転出する可能性がある人はカウンターに行きスタンプを押してもらうことをオススメします!!

 

住民票をさかのぼって転出してからの返金の流れ

転出届を出してから返金されるまでかなり時間があいたため、手続きがちゃんとされているか不安でした。なので一応私の場合の返金の流れを書いておきます。

住民票を遡って転出する手続きをします。

 約1か月後:健康保険料国民健康保険料の払い戻しの案内が届き、すぐ返送します。

さらに約1か月後:健康保険料・国民健康保険料の過払い分が、「払い戻しの案内」で指定した銀行口座に入金されます。

 

住民税の返金だけは注意!

現在手続きをしてから4か月以上経ちましたが、住民税の返金だけはまだ済んでいません!それどころか2020年1月分も銀行口座から引き落としされていました。

不安になったので、状況を役所に電話して聞きましたが、回答は『役所側の対応が遅れているようだが、返金の案内が近いうちにいきます』とのことでした…。2019年度の住民税、結局全部引かれちゃったから早くお金返ってくるといいなあ。

⇒ 追記(2020/3/11)

この記事を初めにアップしてから1か月以上過ぎて、先日やっと『この金額を3月末に返金するよ』っていう案内が来ました。結局トータルで半年かかるのか…!!

 

まとめ

さまざまな理由で海外に行き、あとで住民票を転出するべきだったと気づいて焦っているお仲間さん!私のケースだと、複雑なこともなく転出できましたよ!

お住いの市区町村によってちょっとずつ違ってくると思うので、同じような状況になった方、焦らず役所に相談してみてください!オンラインでできる手続きじゃなさそうだから、ちょっと面倒な気もしますが、検討してみましょう!

 

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